ピーマン農家の活動日記(2023年)

 

岩手県一関市でピーマン栽培及びビニールハウス関連で事業を営んでおります

こちらのページでは私達の日頃の活動を日記として掲載していきます。

活動日記

■2024年

■2023年 

2023年

 

■1月3日 ピーマン活動日記を始めました(*^▽^*)

あけましておめでとうございます!

一関市でピーマン栽培をしている小野寺と申します。

千葉県から岩手県一関市に移住し、新規就農してから早5年...

まだまだ上手くいかないことや、分からないこと、分かっていても出来ないことが多く農業って難しい!と日々感じております。

このピーマン活動日記ではピーマンの作業記録として更新しながら、

ピーマン農家としても、共に成長していければ良いなと思いますのでよろしくお願いいたします!

 

 

 

■1月4日 排水対策してます!

本日強風吹き荒れる晴天の中、仕事始めです。例年この時期は雪が降り積もるのですが、今年は雪がなく穏やかな年末年始です。

ハウス内の排水対策として、重機で掘削作業をしております。

深く穴を掘り、その中に竹ともみ殻を入れまた埋め戻します。

水はけが改善され、ピーマンも例年以上に収穫できるのを期待しています!

ピーマンの様子は随時ブログ更新していきますので、乞うご期待ください!

 

 

■1月5日 もみ殻について

昨日の日記で触れた、もみ殻を入れることによる効果について。

もみ殻は圃場に入れることで土壌を柔らかくし、通気性や水はけを良くする効果があると言われています。

このもみ殻は近隣の方から提供していただきました。地域の方々との繋がりに感謝です(*^^*)

 

 

■1月6日 ハウスのビニール張り

今日はハウスのビニール張りの手伝いを行いました。

風が吹くとビニールがすぐに煽られてしまうので、風が吹いていない瞬間を狙い張っていきます。

無事に張り終わることができ、ハウスも完成し、一安心です。

 

 

■1月10日 ハウス施工の現場

今日もハウス施工の現場の手伝いを行いました。

アーチパイプを立て、オートレベルと呼ばれるレーザー測定器で平行を見ます。

ハウスの四隅にピントを合わせるのに少し手こずりましたが、無事平行をとることができました(^^)/

 

 

■1月11日 育苗施設の準備

今月中旬~のピーマンの種まき(播種)に備えて、育苗施設の準備を始めました。

ピーマンの種をまくセルトレイ、培土の確認をします。

セルトレイは、ポリポットに移植する時の苗の大きさとそれまでの育苗期間から考えて200穴のものを用意します。

培土は、セルトレイに向いている土粒の大きさが均一なものを使用します。

育苗を始めて2年目ですが、今年も元気なピーマンを育てられるように頑張ります(*^^*) 

 

■1月12日 大型ビニールハウス張替  

本日、宮城県大崎市でビニールハウスの張替作業をしました。ヤネ張り終えたあとに強風となり間一髪完成できました。

今後も高品質、低価格でサービスを提供していきます。引き続きよろしくお願い致します。 

 

■1月16日 種まき準備

ピーマンの種をまくセルトレイに “ ソイルフレンド ” という培土を入れる作業をしました。

ソイルフレンドは野菜の発芽、栽培用床土としてその特質に合うように作られた専用の培養土です。

育苗施設の地温を30度に設定し、土を数日間温めます。

まだまだ寒い日が続くので温度管理も大事な作業の一つです(^^)

 

■1月17日 培地詰め完了

昨日からの続きで、今日もセルトレイに培土を詰める作業をしました。

種まき(播種)までに地温を30℃まで上げ、土が乾いたらかん水をして、乾燥しないように気を付けます。

今年度植え付け予定の種、4800粒以上分の培地詰めが完了しました(^^)

昨日詰めた培地の地温は約25℃になっていたので、もう少しで種まきも始められそうです。

今年もいよいよピーマン栽培が始まることを実感しています!

 

■1月18日 種まきしました! 

培地の地温が、十分に温かい状態に保たれていることを確認できたので、種まきをしました(^^)

本日は京ゆたかという品種の種を1000粒まきました。

200穴のセルトレイの場合、1セルあたり1粒を中央にまきます。ピーマンの種は小さいので、ピンセットを使ってまきました。

次に、ふるいなどで培土を均一になるように覆土します。

最後に、30℃くらいのぬるま湯を、トレイの底からしみ出す程度にたっぷりとかん水します。

発芽するのを楽しみに待ちたいと思います!

 

■1月19日 ピーマンの品種

本日も種まきをしました。この京ゆたかの特徴は、

・低温・少日照下でも着果と肥大性にすぐれ、多収性に富んだハウス用の中型種

・果肉はやや厚く、品質と日もち性にすぐれる

・尻づまりが良く形やサイズが揃いやすいので、秀品率が高い などがあります。

この小さな種一粒一粒が成長して立派なピーマンになってくれるのを楽しみに育てていきたいです。

■1月23日 発芽

本日朝発芽を確認しました。1/18に種まきをしたので5日目で最初の発芽となりました。

まだまばらなので明日以降どんどん芽が出てきてほしいです(*^^*)

今週は寒波で連日雪と氷点下が続くようなので、温度管理にも気を付けたいと思います。

 

■1月25日 仮植に向けての準備

今日は仮植に備えてポットへ培土を入れる作業をしました。

仮植とは発芽後ピーマンの本葉が2~2.5枚展開したら、苗を1本ずつポットに植え替えることです。

約5,000株分準備しなければいけないので数日かかる作業です。ひたすら1個1個土を詰めていきます。

寒波で厳しい寒さですが、ピーマンの種も少しずつ発芽数が増えてきており、頑張って成長してくれています!

■1月26日 日々成長中

寒波も落ち着き、今日の日中は晴天だったのでビニールハウス内の温度も上がり暑くなりました。

この暖かさでピーマンの発芽も一気に増えたような気がします。

双葉が開いた芽も多く確認できました。

発芽するまでは不安でしたが、どんどん芽が出てきてくれて一安心です(*^^*)

 

 

■1月27日 種まきから9日目の様子

種を撒いてから9日経ち、次々と可愛い芽が出揃ってきています(^^)

一日の中でも、午前と午後で一目瞭然で分かる芽の成長のスピードに毎度驚かされます!

今週前半はとても寒い日が多く心配していましたが、元気にすくすくと成長してくれて嬉しい限りです。

今後も温度管理と乾燥に気を付けながら、次の仮植に向けて準備を進めていきます。

■1月31日 種まきから13日目の様子

撒いた種のほぼ全ての芽が出揃いました(^^)

発芽後は、ピーマンが徒長するのを防ぐため夜温を上げすぎないように注意します。

昨年度は夜温が高すぎたようで、徒長気味の苗になってしまいました(><)

なので今年は昨年度の反省を活かし、仮植までに徐々に夜温を下げて丈夫な苗を作りたいと思います!

■2月1日 種まきから14日目の様子 

ピーマンが発芽してから、約1週間経ちました(^^)

子葉展開までは日中の温度を、25~28℃で管理しますが、子葉展開後は日中の温度を25℃程度で換気を行いながら管理します。

また、培土が乾燥していたら午前中にかん水を行います。 

冬期間の育苗は、トンネルの開閉の遅れが高温障害に直結するので、こまめに様子を見ながら温度管理を徹底していきます!

 

■2月2日 種まきから15日目の様子

今日は天気が良く日中はピーマンの芽にもたくさん太陽の光が当たっていました☀

毎日15時を目安に換気を終わりにし、夜の寒さに備えてトンネルを被せます。

毎日見ていると分かりにくいですが、日中気温が上がってくれることで少しずつ芽が大きくなっています。

■2月3日 種まきから16日目の様子

今日は朝から雪が降っていて日差しもなかったので、11時くらいからトンネルを開け換気をしました。

培土が乾燥気味だったので午前中にかん水をしましたが、午後は日が当たっていたからか見てみるともう乾いているところがありました💦

たっぷりとかん水をしても、並べておいた外周側は乾燥しやすいので、天候と苗の状態をしっかりと確認して管理していきたいと思います!

 

 

■2月6日 種まきから19日目の様子

寒い日々が続きますが、ピーマンの芽は頑張って成長を続けてくれています。

ただ、中には小さいままなかなか大きくならない芽や残念ながら萎れてしまった芽、発芽していない芽もあります。

本葉がちょっと出てきた芽もあり、ピーマンの芽といえど成長はそれぞれです。

この発芽している芽たちを全て春の定植で植えられるように大切に育てていきたいと思います。

■2月7日 種まきから20日目の様子

今日は、風もなく穏やかな天候で暖かかったので午前中のかん水もたっぷりし、育苗のトンネルも大きく開けて換気をしました。

春の訪れを感じるほどの暖かさでしたね(^^)今日でグンっと成長してくれることに期待します!

ピーマンの芽は約5㎝程になり、毎日見ているとあまり変わりがないようですが、葉も少しずつ大きくなっているようです。

鉢上げは、本葉が2枚~2.5枚を目安にする予定なのでもう少しかかりそうですが、それまでしっかり成長を見守りたいと思います。

 

■2月9日 種まきから22日後の様子

今日は日中は2度までしか気温が上がらず風も強かったのでハウス内もあまり気温が上がりませんでした。

葉が大きくなってきて隣り合う苗同士の葉が触れ合っているところがあります。

密植の状態になると、株同士が他よりも自分を良い状態に置きたくて上へ上へと競り合うように伸び徒長の原因になってしまう場合があるので気を付けたいです。

■2月10日 堆肥撒き

今日はハウス内に堆肥を撒く作業を行いました。

堆肥は土壌改良の為に用いられる農業資材で、家畜の糞や落ち葉などの有機物を微生物によって分解・発酵したもので、堆肥を土に混ぜ込むと土がふかふかになる効果があるとされています。

ピーマンの育苗と共に圃場準備も着々と進めています!

■2月14日 種まきから27日目の様子

もうすぐ種を撒いてから、1ヶ月になります。本葉も出てきて順調に大きくなっています(^^)

芽は6㎝程になり、双葉も大きくなって、隣の葉に重なるようになってきました。ちょっと窮屈そうに感じます💦

もう少し本葉が大きくなって来たら、いよいよ鉢上げです。

鉢上げの準備も整っているので、このまま順調に育って来週には鉢上げできれば良いなと思っています!

■2月15日 5月定植ピーマンの種まき

本日は5月に植える予定のピーマンの種まきをしました。

京波という品種で特徴は、

・(実が)表面にツヤがあり成長中の傷に強く、綺麗な状態のものが多い。

・肉厚で乾燥時期の割れや尻腐れにも強く、病気にもなりにくい。

・草勢が比較的強く、分枝力が旺盛で実も沢山採れやすい。

家庭菜園でも育てやすいと言われている品種ですので、是非ご家庭でも育ててみてください!

 

■2月17日 根張り促進肥料「RHYZO」

今日は発根伸長を促進する粉末液肥のRHYZO(ライゾー)をかん水と同時に施用しました。

アミノ酸を主成分とする作物の根域活性を目的とした根張り促進型肥料です。

・主根、二次および三次根や根毛の伸長、さらにダメージを受けた根の再生に効果がありストレスを与えることなく、植物が本来持っている生長機能を引き出す

・高い発根伸長力で根量が増加するので株元をしっかりつくり、ぐらつきがなくなり安定する

などの効果があります。

施用時期例は生育初期、移植時、初回施用から7~10日後、苗木、根傷み時、高温期、降雨期、冬季、開花期、果実肥大期、成熟期、生殖生長期の成り疲れなど多岐にわたります。

効果が出ることを期待して待ちたいと思います。

■2月20日 仮植

今日は天気も良く日中は気温が上がったので仮植(鉢上げ)を行いました。

セルトレイから根を切らないように慎重に一株ずつ苗を取り出して仮植します。

窮屈そうだった苗を広いポットに移動できて一安心です。

■2月21日 仮植2日目

今日も昨日に引き続き仮植の作業を行いました。

仮植したてはまだ根が張っていないことで苗が寝てしまうことがあります。根が張るにつれてまっすぐになるのですが元気のない苗を見ると心配になります(>_<)

晴れたり吹雪いたり変わりやすい天気でまだまだ寒いですが元気に成長を続けてほしいです。

■2月28日 鹿沼土

土壌に「鹿沼土」を散布しました。

ピーマン栽培の適正土壌pH(土壌酸度)は6.0~6.5の微酸性ですので、アルカリ性(pH7.0以上)が強いとピーマンの生育が悪くなってしまいます。

この鹿沼土は酸性の土であるためアルカリ性の土を中和する効果があります。

他にも鹿沼土は軽石質なので通気性、保水性、排水性に優れるという特徴もあり、効果に期待しています。

■3月1日 

先週から始めた仮植作業も順調に進んでおり、苗も元気に成長しています。

3月に入り最近は気温が10度を越える日もあり、日中ハウス内はとても暑くなります。

このまま暖かい日が続き、ピーマンの苗もどんどん大きくなってほしいです(^^)

■3月3日

4月定植分の苗、約4,000株の仮植が完了しました。

仮植後も苗は順調に成長しています。

茎が曲がってしまっている苗には竹串を刺して真っすぐに成長するように促します。徒長には注意しなければいけません。

■徒長苗になる原因

■3月7日 潅水チューブ設置

暖かい日が多くなり、水道管凍結の心配もなくなったので潅水(かんすい)チューブを設置し水を通しました。

乾燥しきった土壌に潤いを与えることができました。

この後マルチを張り、植え付けまでの間肥料や堆肥などを土になじませ地温を高めます。

 

■3月9日 種まきから50日目

鉢上げ後のピーマンの苗は個々で成長の差はあるものの本葉も大きく増えてきました。

最近は日中の最高気温が18℃前後で暖かい日が続いているので、このままどんどん大きくなっていってほしいです。

 

 

■3月13日 マルチ張り

マルチを張る作業を行いました。

マルチは畝の表面にピッタリと張り、定植までの間保温、保湿をします。

風でめくれないようにマルチの端をしっかり土で埋めたり、ピンで固定することも大切です。

【関連記事:■マルチ張り作業を解説

■3月17日

育苗中のピーマンの苗が大きくなってきたので、隣り合う葉同士が触れ合わないように“ずらし”の作業を行いました。

密植の状態だと徒長の原因にもなるので気を付けなければいけません。

■3月27日 ダンポール

先週からダンポールを畝に挿してアーチを作る作業をしています。

定植後約1ヶ月は夜間はビニールポリトウでトンネル被覆して朝晩の寒さから苗を守ります。

ダンポールの素材は繊維強化プラスチック (FRP)又はグラスファイバー軽量素材なので、家庭菜園でトンネルを作る場合にもダンポールが扱いやすくおすすめです。

■3月29日 種まきから70日目

日々生長しているものの、まだ苗が小さめです。

最低気温が0~4℃と低く、3月下旬とはいえまだまだ朝晩は冷え込みます。

蕾が出てくるのをじっくり待ちたいと思います(^^)

 

■4月3日 トンネル用農ビの設置

新年度がスタートし、いよいよピーマンの定植に近づいてきました。

今日は夜間のトンネル被覆で使用する農業用ビニールフィルムを、畝の長さに合わせカットして設置する作業を行いました。

透明フィルムは太陽光や熱の透過率が高く保温性に優れており、蓄えた熱をトンネル内に保ちます。

ただし日中のトンネル開放の遅れによる焼けには注意しなければなりません。

 

■4月4日 

4月に入り暖かい日がさらに増え、ピーマンの苗も一気に大きくなったような気がします。

生育が順調なものから定植していきたいです(^^)

 

■4月7日

今日は雨が降り肌寒い1日です。この時期は寒暖差が激しいので今日のような日はハウス内が温まりません。

しかしピーマンは順調に成長してくれ、蕾も出てきました。

来週はさらに暖かくなりそうなので、いよいよ定植ができそうです!

 

 

■4月11日 マルチに穴開け

定植前にマルチに穴を開けました。植える本数が多いので事前に穴を開け、定植がスムーズに進められるように準備しておきます。

株と株の間隔は50㎝ほど空けます。

 

■4月12日 定植

今日は定植をしました!まずは生育が順調な苗を60本程植え付けしました。

昨日開けた植え穴に殺虫殺菌剤を入れて土と混ぜ、根を崩さないよう気を付け、根鉢が隠れる程度に土を寄せて浅植えします。

植えた後は仮支柱を立てて風や水やり等で苗が倒れないように支えます。その後少量の手かん水を行い、根鉢と畝の土を密着させます。

このまま大きく成長してほしいです(^^♪

【関連記事:■ピーマン定植方法

 

 

■4月14日 

定植した苗は元気に育っています。

しかし数日前から苗にアブラムシがいるのを見つけました。

アブラムシ類は厄介な害虫です。いつの間にか寄生・増殖し、病害の原因になってしまいます。

被害が大きくなる前に適切に防除しなければなりません。

そこでモベントフロアブルという育苗期に使え、アブラムシ類等吸汁性害虫に効果のある殺虫剤を灌注しました。

【関連記事:■アブラムシ被害への対策について

■4月24日 

先週からパートさん達にも来ていただき、皆で定植作業を進め無事に植え終わりました。やはり人手が多いと作業がはかどります!

約1ヶ月間は手かん水を行い、活着促進を促し、塩類集積による生育障害が起きないように注意します。

【関連記事:■ピーマンが育たない原因と改善方法を解説

 

■4月26日 誘引準備

5月定植予定だった苗を前倒しで4月末に定植し、トンネル被覆をしないので糸を吊って誘引の準備をしました。

ハウス栽培ではハウス上部に誘引線を張り、ピーマンを吊り上げる為の誘引糸を張っていきます。

主枝4本に糸を巻きつけ、4本仕立てで誘引します。

全ての株に行うのでとても時間がかかる作業です💦

 

■5月8日 ハウス内の除草

ハウス内に雑草が生い茂っており、このままだと病害虫の原因になってしまうので草取りを行いました。

この草は「すぎな」という名前で、畑や庭で見かける方も多いと思います。

春から夏にかけて発生し酸性土壌と日当たりの良い場所を好み、土中に伸ばした地下茎(根)であっという間に増えてしまいます。

冬になって地上部の葉が枯れても地中に根が残っているため、翌年また同じ場所から芽を出す厄介な雑草です。

除草剤で駆除する他、防草シートで地表を覆い草を生えにくくするのもスギナの対策に有効です。

 

■5月10日 一番果の摘果

今日は一番果を摘果する作業を行いました。

一番果はまだ小さな株に負担をかけてしまいます。

花の中からピーマンの赤ちゃんが出てきて勿体ない気持ちもありますが、今後の生育の為に摘み取ります。

【関連記事:■ピーマン一番果を摘果する理由

 

■5月18日 脇芽の除去

糸を吊る作業と並行して、茎と葉っぱの間から生えて来る脇芽の除去も行います。

この作業をする事で無駄な枝が無くなるのでピーマンの株が大きくなり、栄養分がピーマンの花や実、株全体に行きわたります。

【関連記事:■脇芽の除去方法を解説

 

■5月19日 糸吊り完了

4月下旬から行ってきた誘引の糸吊りがようやく全30棟終わりました。

これからピーマンの枝が更に伸びて大きくなってきたら糸に巻き付けて誘引していきます。

 

 

■5月22日 初収穫!

暖かい日が続き、ピーマンもどんどん大きくなってくれて本日初収穫することができました!

2棟収穫し50個以上採ることができました。収穫したピーマンは社員で山分けしました。

初期のピーマンは柔かくて食べやすいです。

今小さくなっているピーマンも沢山あるので来週以降また収穫できそうです。

【関連記事:■ピーマン収穫方法

 

■5月24日 

脇芽の除去作業も一通り完了しました。

脇芽を取ってピーマンの株もすっきりしました!

 

■5月26日

ピーマンは順調に大きくなっています。形も綺麗で来週は出荷できそうです!

ふるさと納税のご注文もたくさん頂いておりますので、岩手のピーマンをお届けできるのが楽しみです。

■ピーマン出品中!一関市ふるさと納税

 

■5月29日 初出荷

今日は朝から2ハウス収穫し、2コンテナ分のピーマンが収穫できたので、選別し今シーズン初出荷をしました!

尻腐れ果や変形果もありましたが、A品とL品2コンテナを出荷することが出来ました。

ピーマンの株にもどんどん実が生ってきています。これから収穫、選別、出荷と忙しくなりそうです(^^)

【関連記事:■ピーマン選別、選果作業

 

■5月30日 巻きつけ作業

今日から誘引作業として糸の巻き付けを始めました。上から吊った糸にピーマンの主枝を4本絡ませます。

誘引をすることでピーマンの枝を伸ばしたい方向へと導き、植物の形を整えることができます。また、株への負担を減らし、主枝が実の重さで広がったり折れたりしないように支えます。

 

■6月7日

農業系YouTube登録者100万人を目指して動画撮影を本格始動しました。

まだまだ道のりは遠く達成できるか未知数ですができること一つずつしっかり企画と動画を撮っていきたいと思います。農家社長の全力プレゼンぜひお聞きください。 

 

■6月13日

ピーマンが順調に育ってくれて、収穫、選別、出荷作業に追われています。

今は中2~3日のペースで収穫しています。色や形が綺麗なピーマンが多く収穫できて嬉しいです(^^)

 

■6月14日 モザイク病

主にアブラムシを介して感染するモザイク病がちらほら発生しており、モザイク病に関して記事をまとめました。

■モザイク病の対策と農薬について

 

■6月15日 豊作です

朝からピーマン収穫をしました。室根農地と藤沢農地合わせて36コンテナ収穫できました!

7時から14時まで収穫をし、14時から17時まで選別作業を行いました。

形も綺麗で重量選別機もあるので滞りなく作業を進めることが出来ました(^^)

今週末は暑くなる予報でピーマン達も大きく成長してくれそうで、来週もたくさん収穫できそうです!

【関連記事】■ピーマン選別、選果作業もご覧ください!

 

■6月16日 ピーマンの病気

今日は1日強い雨が降っていました。収穫作業はお休みで脇芽除去等の管理作業を行いました。

この時期はピーマンの病気が発生しやすい時期です。

病害虫について記事をまとめているので是非参考にしてみてください!

■ピーマン病気、害虫、障害

 

■6月20日 ピーマンスムージーとピーマンスイーツ

パートさんがピーマンシフォンケーキとピーマンスムージーを作ってきてくれ、皆で美味しく頂きました!

ピーマンの青臭さは全くなく、とても美味しかったです(*^^*)

ピーマンんが苦手なお子様も美味しく食べれると思います。

料理の脇役になりがちなピーマンですが、様々な活用法があるんですね!

 

■6月21日 変形果について

ピーマンを選別していると個性豊かな形のピーマンがあります。

写真のような曲がっているピーマンは「変形果」と呼ばれます。

ただ単に曲がってしまったわけではなく、様々な要因によりこのような形になります。

変形果について詳しく解説している記事がありますので是非ご覧ください。

■ピーマンの変形果を解説します

 

■7月5日 

ピーマンの収穫作業に忙しい日々を過ごしています。

朝晩もあたたかく、日中も30℃超えの日が続きピーマンの株もどんどん大きくなってきています。

 

■7月27日

東北地方も梅雨明けし、連日厳しい暑さが続いています。

ピーマンは尻腐れやヒビ果、変形果、アザミウマ等の障害や害虫が発生しておりますが、昨年を大幅に上回る収穫量で大忙しです!

 

■8月3日

猛暑日が続き、ハウス内はさらに暑く、毎日こまめな休憩、水分補給を行いながら収穫をしています。

ピーマンも連日の強日射により日焼け果や変色が目立つようになりました。

日焼けや高温障害について詳しく記事にまとめておりますので参考にしてみてください!

■ピーマン日焼け 原因と対策

■ピーマン高温障害について

 

■8月17日

 

7月、8月に猛暑日が続くと高温障害による「尻腐れ、日焼け果」が多発します。YouTubeで発生原因と対策を解説してみました。実際にビニールハウスの内部にも潜入して解説しますのでぜひご覧ください。

■ピーマン高温障害について解説

■10月18日

気付けば2ヶ月も更新が止まっておりました(・・;)

毎日収穫していたピーマンですが、朝晩の寒さにより生長も遅くなってきました。

しかし、まだまだ霜が降りるまでは収穫を続け、少しでも収量を上げられるようにピーマンには頑張ってもらいたいです(^^)

 

■10月20日

最近、ピーマンの“黒果”が目立ちます。

これは、夜低温で生育が弱っている時に、翌日果実に直射日光が当たることが原因で起こる生理障害の一つです。

黒く変色した部分は「アントシアニン」によるもので、食べる分には全く問題がないのですが、黒果は出荷することができません。

黒果について詳しい記事がありますので是非ご覧ください。

■ピーマンの黒果について

 

■10月25日

朝晩はだいぶ気温が低くなってきましたが、日中は20℃前後まで上がるという日が続いています。

強い太陽の日差しを浴びるとピーマンが日焼けし、変色してしまいます。

実は立派にも関わらず黄色く変色してしまったピーマンは出荷することができません。

少しでも多く出荷できるように、日焼け対策していかなければなりません。

 

■11月6日

先日近くで行われた大根狩りイベントに訳ありピーマンとして変色や傷のあるピーマンを無料で提供しました。

変色や傷があっても味に変わりはなく、美味しく食べることが出来るピーマンです。

祝日で晴天に恵まれ、多くのお客さんがいらっしゃり、無料ということもあり、あっという間になくなってしまいました!

 

■11月14日

朝晩の冷え込みが厳しくなり、最低気温も5度を下回る日が続いています。

肥料切れで葉が黄色くなってしまったり、寒さの為果実もなかなか肥大せず収量も減ってきました。

しかし、ピーマンはまだまだ頑張っています(^^)

 

■11月29日

先週この地域でも初雪が降りました。

しかしピーマンは枯れずに寒さに耐えてくれたので、片付け作業を始めつつ、スーパー用のピーマンを収穫し出荷しています。

繁茂した葉の中に大きいピーマンが隠れていたりして、まだまだ立派なピーマンがたくさん収穫できます。

11月下旬まで収穫することができて嬉しいです(*^^*)

 

■12月4日

連日最低気温が氷点下の日が続き、ついにハウスのピーマンも枯れてしまいました。

今後は本格的に片付け作業を始め、今月中に終わらせたいと思います。

今年は11月下旬までピーマンが収穫でき、少しでも売上を伸ばすことが出来て良かったです。

来年早々には種まきが始まりますので、来シーズンに向けて準備していきたいです。

 

■12月7日

 

連日片付け作業をしています。

支柱と誘引糸を取り、ピーマンの樹を抜き、マルチと防草シートと潅水チューブを片付けます。

寒いはずなのに、ハードワークの為か作業をしていると暑くなります💦

生い茂っていたピーマンがなくなり、淋しくなりました。

 

■12月15日

抜いたピーマンの樹はウッドチッパーにかけて粉砕し、圃場外に廃棄します。

本数が多く、廃棄するにもボリュームがあり場所をとる為、粉々にできるウッドチッパーは片付けに最適です。

 

■12月20日

 

ハウス内にあった樹と残渣も掃除してハウス内が綺麗になりました。

この後はEC濃度とPh値を測定します。

たくさんのピーマンを収穫する為に土壌の状態を分析することは冬場の重要な作業の一つです。

■EC濃度とは?

■Ph濃度とは?

 

■12月22日

育苗培土100袋と種が納品されました!

育苗に向けて着々と準備を進めております。

 

■12月25日🎄

今日は種まき前の準備として培地詰めの作業を行いました。

この作業を行うことで種まきをスムーズに進めることが出来ます。

約3800本分の培土をセルトレイに詰めました。

年始の種まきまでに地温を十分に温めておきます。

🔔関連記事:■種まき準備~培地詰め~

 

■12月28日 

今日で仕事納めです。

連日ハウスの残渣片付け作業を行っていましたが、粗方片付きました。

今年は、夏は猛暑が続き様々な病気も発生しましたが、前年から大きく成績を伸ばすことができ、過去最高の売上を達成することができました。

来年も更なる高みを目指して頑張りたいと思います(^^)