ピーマンのマルチ張り作業を解説

 

マルチとは

英語のマルチングを略した言葉で畝の表面や作物の根元をビニールシートやポリエチレンフィルム、ワラなどで覆うことです。

マルチの効果

・地温の調整

・土の乾燥防止

・雑草の抑制

・病気の伝染を防ぐ

・雨などでの肥料の流失を防ぐ

マルチの種類

ピーマン栽培では黒色または緑色の使用が適します。色や種類によって特性が異なるので目的に合ったマルチを選びましょう。

黒色マルチ
最も多く使用されているのが、黒色マルチです。
黒マルチは太陽光を遮断し、雑草の抑制効果があります。また、地温や水分を程よく保つことができます。
透明マルチ
地温上昇効果が最も高く、高温を利用した太陽熱土壌消毒にも用いられます。
光を通すため、雑草抑制の効果はなく、夏場は地温が上がりすぎるので注意が必要です。
シルバーマルチ
表面がキラキラ光るので太陽光を反射し、光を嫌うアブラムシやアザミウマなどの害虫を遠ざける効果があります。
地温の上昇を抑える効果もあります。
グリーンマルチ
地温の上昇効果と雑草を抑制する効果の両方を持ちます。
黒色マルチと透明マルチの中間的な特性があります。
白黒マルチ
表面が白色で太陽光を反射し、裏面の黒色が光を遮断して雑草を抑制します。
稲わらマルチ(敷きわら)
稲わらや刈り取った草で覆う天然のマルチングです。

 

マルチの張り方

 

マルチは土づくりを済ませ、畝を立ててから張ります。定植2週間前までにはマルチを張り地温を上昇させましょう。

1.畝のサイズに合ったマルチとマルチを押さえるピンを準備

畝幅よりも少し広い幅のものを使用します。

マルチを押さえるピンはマルチが風でめくれたり飛ばされないように止める道具です。

2.マルチを張る

マルチを畝の端から端まで伸ばし畝全体を覆います。

マルチの保温効果や保湿効果が十分に発揮されるよう、マルチは畝の表面にピッタリと張ることが大切です。

3.マルチをしっかり固定

マルチを引っ張り、空気が入らないよう張りながらピンで固定又は土を寄せてマルチを埋め、風でめくれないようにしましょう。