ピーマンのマルチ張り作業を解説

 

マルチとは

英語のマルチングを略した言葉で畝の表面や作物の根元をビニールシートやポリエチレンフィルム、ワラなどで覆うことです。

マルチの効果

・地温の調整

・土の乾燥防止

・雑草の抑制

・病気の伝染を防ぐ

・雨などでの肥料の流失を防ぐ

マルチの種類

ピーマン栽培では黒色または緑色の使用が適します。色や種類によって特性が異なるので目的に合ったマルチを選びましょう。

マルチの張り方

 

マルチは土づくりを済ませ、畝を立ててから張ります。定植2週間前までにはマルチを張り地温を上昇させましょう。

1.畝のサイズに合ったマルチとマルチを押さえるピンを準備

畝幅よりも少し広い幅のものを使用します。

マルチを押さえるピンはマルチが風でめくれたり飛ばされないように止める道具です。

2.マルチを張る

マルチを畝の端から端まで伸ばし畝全体を覆います。

マルチの保温効果や保湿効果が十分に発揮されるよう、マルチは畝の表面にピッタリと張ることが大切です。

3.マルチをしっかり固定

マルチを引っ張り、空気が入らないよう張りながらピンで固定又は土を寄せてマルチを埋め、風でめくれないようにしましょう。