定植後白い花が咲き、結実して小さな実がつき始め、実が大きくなるといよいよ収穫です。
このページでは収穫方法やポイントを詳しく解説します!
収穫時期
ピーマン収穫の時期は一般的な家庭菜園の場合は6月~10月の半ば頃までです。
ハウス栽培の場合は5月中旬~11月上旬頃となります。ピーマンは夏前から秋までと長い期間収穫できます。
収穫のタイミングは、果実の大きさと色で判断できます。
開花から15~25日程度、鮮やかな緑色で実の大きさが6~7㎝が収穫の目安です。
実がたくさん付きすぎると枝が折れてしまったり、大きなピーマンを収穫しようと日数を長くおきすぎると株への負担が大きくなってしまうので注意しましょう。
収穫方法
ピーマンは手でも収穫できますが、引っ張ると枝が折れてしまう場合があります。株を傷めないようにするためにもハサミを使い収穫しましょう。
ハサミは曲刃のものが果実を収穫しやすい形状になっているのでおすすめです。
ハサミで軸を切ります。ヘタの上の軸を長く残すとたくさん収穫した際に別のピーマンが傷付いてしまうので短めに切りましょう。
また、実と軸のキワを切る際にハサミで実を傷つけないようしましょう。
- ※ピーマンを収穫するハサミは、他の病気にかかった植物を切ったり土がついたままだったりすると、ピーマンに病気になる菌が付着し切り口から菌が侵入して病気に感染することがありますので、刃や持ち手の汚れは綺麗に拭き取り清潔に保ちましょう。
収穫後の保存方法
収穫後のピーマンは冷蔵庫の野菜室で保存します。野菜室はピーマンの保存に適している5~10度の環境です。
水気が付いていると傷みやすいので、水気をしっかりと取ってから保存しましょう。
ピーマンは冷凍保存もでき、約1ヶ月程保存できます。冷凍する際は生のままでも加熱して保存しても大丈夫です。
但し生のままの状態だと変色する可能性が高いので、気になる場合は加熱してから保存することをおすすめします。