ピーマンを育てていて実が小さい、実が膨らまないことはよくあることです。
このページではピーマンが大きくならない場合の原因と対策を解説していきます。
肥料の与え方
ピーマンに与えている肥料の種類と量、時期を見直してみましょう。
成長期である生育初期は葉や茎の生長を助ける窒素分を多めに、
実がなり始めたら果実を大きくするリン酸を多く含む肥料に切り替えてみましょう。
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日照条件
ピーマンは高温と日光を好み、果実の生長には光合成が不可欠です。
1日に最低4時間、できれば6時間以上日光に当たるのが良いとされています。
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水やり
ピーマンは乾燥に弱く、土壌水分80~90%を好みます。
土の表面が乾いていたらたっぷりと水分補給してあげましょう。
特に高温が続く夏から秋にかけては水分不足に注意しましょう。
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実のつけすぎ
株に実がたくさんなっている状態だと、株に負担がかかったり、栄養分が分散してしまい実が大きくならないことがあります。
また、脇芽の除去をせずそのまま伸ばしていると、栄養分が主枝やピーマンの花や実に行き渡らず、実が大きくならない原因の一つになります。
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実が小さくても美味しい
実が小さくても十分美味しく食べることができます。
刻んで炒め物や和え物に、そのまま素揚げに、たくさんの料理で活躍します。
どの原因も気を付ければ改善できるものばかりです。
ピーマンの栽培方法を見直し、ふっくら大きいピーマンの収穫を目指しましょう!