ピーマン農家の12月の作業内容を紹介します!
12月の作業内容
・片付け作業
12月中に片付けが終わるように毎日作業します。
枝が長く、葉や収穫できなかった小さい実もまだ樹に沢山ついているので、片付け作業はなかなかの重労働です。
抜いたピーマンの樹はウッドチッパーにかけて粉砕します。
大量のピーマンの樹はボリュームがあり廃棄するにも場所をとるので、粉々にできるウッドチッパーは片付けに最適です。
粉砕したものは圃場外に廃棄します。
ウッドチッパーが終わり、ピーマンの樹を全て片付けたら、圃場に残渣をすき込まないようにハウス内に落ちている茎葉等の残りを集めます。
これは、残渣に残っている様々な病害虫が土壌中に長い間生存し、次に栽培したときに被害を及ぼさないようにする為です。
集めたものは圃場外に廃棄します。
ハウス内の残渣を全て片付けたら、来シーズンに向けて圃場準備に取り掛かります。
・育苗設備の準備
収穫期間中放置していた為、荒れ放題だった育苗施設を整理して苗床を整えました。
1月に種まき、その1ヶ月後に鉢上げ作業があるので、少しずつ育苗の環境造りをしていきます。
・播種の準備
1月上旬に播種(種まき)をする為、セルトレイに培土を詰め、育苗設備で保温する作業を行います。
この作業をすることで種まきをスムーズに進めることができます。
1月に種まきや圃場準備を始め、5月~11月は収穫に集中し、あっという間に1年が過ぎました。
来シーズンは更なる収量UPに向け、冬場の土づくりが重要です。
今年の反省点を来年に活かせるよう頑張ります(*^^*)