ウッドチッパーとは?
主に木材を細かく粉砕し、チップ状にする機械です。内部に装着されている金属の刃や塊で木材を細かく粉砕していきます。
私たちは収穫を終えたピーマンの木を片付ける際、ウッドチッパーを使っています。
ウッドチッパーのメリット
・野外での木材の処分が容易にできる。
・粉砕することで木の体積が減るので、運びやすくもなり、ゴミ袋に入れて家庭ゴミとして捨てることもできる。
・粉砕した木材を堆肥として再利用できる。
・焼却処分をするより、環境に優しい。
ウッドチッパーのデメリット
・振動や騒音が大きい。
・粉砕物が柔かいと、綺麗に粉砕することができず、チップの大きさにばらつきが出る。
・濡れていたり、葉や実が多くついている木を粉砕すると詰まってしまうことがある。
ウッドチッパーの粉砕方法の違い
ウッドチッパーには大きく3種類の粉砕方法があります。
ナイフ式
本体側に受刃、ローター側にチッパーナイフと呼ばれる刃を配置し、チッパーナイフと受け刃で粉砕物を挟み込みながら削り取るように粉砕していきます。
ナイフ方式のメリットとしては、粉砕効率がよく、処理が早いという点が挙げられます。
デメリットとしては、刃での粉砕のため小石や釘などの異物が付着した粉砕物には不向きで、定期的なメンテナンスが必要となってきます。
ハンマー式
先端がクチバシのように尖った金属の塊を用い、遠心力で粉砕物を叩き砕いていきます。
メリットとしては、ナイフと違い刃こぼれの心配がないため、多少の小石や釘が混ざっていても粉砕できます。
デメリットとしては、粉砕物が柔らかいと力が逃げ、綺麗に粉砕できず、チップの大きさにバラつきが出ます。
また、金属で叩き砕く粉砕方式のため動作音が大きい難点もあります。
ナイフハンマー式
ナイフとハンマーを両方採用した方式で、ナイフとハンマー両方の良いところを合わせたような粉砕方法です。
軟材から硬質材まで安定して粉砕することが出来る優れた粉砕方式ですが、やはり刃物を使用しているため異物に強くはありません。
また3種類の粉砕方法のうち、一番価格が高価になります。
ウッドチッパーはどんな木材を粉砕したいのか、その粉砕物に合った粉砕方法を選ぶ事が大切です。
また、粉砕方法以外にも馬力や移動方法などの違いもありますので、それぞれに合ったウッドチッパーを選びましょう。
私たちはウッドチッパーを使い始めてから、ピーマンの片付けがより早く、より簡単になったので興味のある方は是非購入を検討してみてください。