ピーマン畝たて方法と潅水チューブ設置を解説

今日は、ピーマンの畝立てと潅水チューブ設置について解説します! 

まずは私達の作業手順をお伝えします。

作業手順

①土壌改良資材の投入

②トラクター耕運

③畝立て

④潅水チューブ敷設

⑤通水チェック

⑥マルチ張り

の順番で作業しています。今回は③~⑤を解説します。

畝立てと同時にマルチを張るアタッチメントもあるのですが、私達は潅水チューブを再利用している為、チューブの穴あきや詰まりを確認する必要がありますのでマルチは後で張るようにしています。

それではさっそく畝立てと潅水チューブ設置について解説します。

 

畝は高く、狭くがお勧め

ピーマン栽培をするうえで苦しむ原因の一つに、

水はけ問題

があります。ハウスの側面換気からの流入や地表からの侵入などとにかく水はけが悪いと根が窒息して生育停滞または枯れたり病気が蔓延する原因となります。畝は高く、作業通路も考えて通路は狭くする方が望ましいと考えます。

今回は、ヤンマー製の畝立て管理機を使用して畝を立てました。また畝の本数は、作物によって変わりますがピーマンの場合は、

3間ハウス(間口が5.4m)なら3本

4間ハウス(間口が7.2m)なら4本

が基本とされています。3間ハウスの畝と通路の寸法ですが、

畝0.8mを3本で2.4m

通路0.7mを4本で2.8m

合計5.2mとなりますので目安として参考にしてください。

 

畝を立てたら潅水チューブを設置します

畝を立てたら潅水チューブを設置します。私達はストリームラインという点滴で潅水できるものを使っています。点滴潅水は最近は多くの農家さんに使われている方法ですが、特徴としては少しの水圧でも畝全体を均一に潅水でき節水もしながら水やりができるのでとても人気がある方法となります。

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潅水装置を自作しました!

■ヤフオク販売中!

 

要チェックです!!

ここで注意しておきたい点があります。それはストリームラインを購入しても水やりはできません!専用のスタートコネクタやエンドコネクタなどはもちろん、蛇口からチューブに接続するホースと装置が必要となります。

自分で制作することも可能ですが、時間がない人はぜひ私達が販売している

■潅水装置キット3間分

をお試しください。資材も全部揃えると高額ですが3畝分のキットですので低価格で点滴潅水に挑戦することができます。またほぼ壊れませんのでお買い得です。ぜひ検討してみてください。 

 

商品の内容

①蛇口ソケット オス、メス

②ホース 5本 寸法切り

③ホース分岐チーズ 2個

④ホースバンド 9個

⑤自作潅水装置 3個

⑥エンドキャップ 6個

蛇口にさせるソケットとホースソケットもついてます。

分岐チーズとステンレスバンドももちろんついてます。 

自作の潅水装置はもちろん、ストリームライン専用のスタートコネクタと、末端コネクタもつけておりますのでご安心ください。この装置があれば自宅にある蛇口の水圧でも簡単に水やりすることができます。

【イメージ図】

水を通水 

潅水装置を設置しストリームラインを敷設したら、いよいよ水を通水させて漏れや詰まりを確認します。しっかり潅水して畝を濡らします。あとはマルチを張った張り地温を高めましょう!マルチ張りは定植前2週間には準備しておきたい作業です。

地温を高めておくことで、定植後、苗の活着がスムーズに進み力強い初期成育が期待できます。

 

最後に

今回は畝立てと潅水方法について解説しました。作物にとって水管理はとても重要ですので避けては通れません。しかし潅水装置を導入することで作業負担を大きく軽減できます。ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか?

関連記事でさらに深堀して解説していきますのでそちらもぜひチェックお願いします。最後まで閲覧ありがとうございました!

 

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