無借金経営の極意

今回は無借金経営について解説していきます。

私はいま農業経営に取り組み10年目を迎えています。その間ずっと無借金を継続しています。

農業を開始した時は、まったく基盤がなかったためビニールハウスはもちろん、軽トラックや中型トラック、農薬散布に必要な機械など設備投資に多額の資金を投入しました。

 

おそらく1,000万円~2,000万円は投資したと思います。

 

創業者が私で会社は資本金800万円で設立しています。自慢ではありませんが、その800万円を今まで一度も使っていません。つまり、

①資本金800万円以上を維持

②借金ゼロの状態

を継続しています。

 

 

設備投資に関しては、

①事務作業用の備品設備

②トラック3台

③トラクター3台

④畝たて機2台

⑤バックホー2台

⑥ビニールハウス40棟 (45a)

など、恐ろしいぐらいに設備投資をしてきました。

それでも無借金経営を維持

しています。同じことを繰り返しますが、資本金800万円は1円も使わずに、です。

 

今日は、なぜそんな不可能なことができたのか?

について解説したいと思います。ぜひ否定的にならず、素直な心で聞いて頂ければ、もしかしたらあなたにも新しい扉が開くかもしれません。

 

 

ⅰ 100万円あったら何を買いますか?

 

つまらないかもしれませんがすぐに答えを教えます!

上の図をじっくり見て下さい。もし100万円を持っているならあなたは何を買いますか?

①欲しいものを買う

②資産を買う

この2択なら、たいていの方は資産を買うことを選ぶと思います。しかしあなたにとっての資産は、本当の資産でしょうか?

 

 

資産とはなんですか?

さて、この問いに答えられたならば、かなり勉強熱心な方だと思います。ほとんどの方が本当の資産が分からないまま生きています。もちろん私も社会に出てから知りました。なぜ多くの人が分からないのか?その答えは簡単で誰も教えてくれないから、です。その答えを私が教えます。

 

本当の資産の定義とは、

収入を増やすものです。

 

逆に支出を増やすものは

負債です。

 

では、具体的に収入を増やす資産とはなんでしょうか?それは、

①株式

②投資信託

などを指します。

 

は?

と感じるかもしれませんが、残念ながらこれが事実です。私がなぜ無借金を継続できるのかは、繰り返しになりますがこの図の状態となっているからです。とても大切なことなのでもう少し詳しく解説します。

 

 

資産を買うことを知らない人

資産を買うことを知らない人は100万円でコンバインを購入します。とにかく理由をつけて資産だと言い張っています。コンバインを使いお金を稼ぐのだからこれは資産だ!という感じです。しかしコンバイン自らはお金を生みません。逆に燃料費や修繕費などの支出の方が増えていることが多いのです。

 

資産を買うことを知っている人

100万円で株式や投資信託を買います。もちろん私もたくさん買っています。本当の資産からは支出は一切増えません。増えるのは配当金などの収入のみです。図の通り、価値は上下に変動しますが支出は増えていません。

簡単にまとめると、

私は頑張って働いて得た収入や収益で、株式や投資信託を購入し、そこから得た利益で設備投資をしているので、資本金を使わなくて済むのです。

 

こちらが私の結果の一部です。すべては公開できませんが、株式で得た利益はざっと、

851万6893円

となっています。私は株式はあまり好まず投資信託をメインで取り組んでいるのですが、それでもこの成績を出せています。この利益を使い設備投資をすることで自己資金を1円も使わず農業へ設備投資をすることができたのです。

 

つまり、 

一生懸命働いたお金で資産を買い、資産からの配当金で欲しいものを買う。

これが無借金経営の極意となります。

 

うん、さっぱり分かりません。

そんなあなたに朗報です。関連記事をたくさん書いていきますので、ぜひそちらも読んで少しずつ理解してください。

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■まずは資産運用で100万円を目指そう

 

ⅲ そこに答えがあるのになぜ動けない?

 

さて、ここで私が答えをお伝えしたのですが、そこで行動に移して同じように結果を出せた人を私は今まで見たことがありません。

そこに答えがあるのになぜ動けない?  

私はそう感じるとともに、

私も動けない人間である

という事実があります。

 

こうした方がいいよ!と言うが、

こうした方が良いよ?と言われるのを人は極端に嫌います。

つまり自分の意志で考えて行動を起こし、そして結果を出したいのです。

 

私が今回話す内容も、多くの人には伝わらないでしょう。しかし、ある時思い出し自らこの情報を求める時がきたならば、その時はきっとあなたも行動に移すことができるはずです。

 

天の時

なによりも大事なのは、その人のタイミングである。By孫正義

 

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