あいさつ
こんにちは!ピーマン社長のおのちゃんです。私達は岩手県南、宮城県北を中心にビニールハウス職人として活動しています。北は青森県、南は神奈川県まで対応しており全国展開も考えている今一番気合いの入った職人達です!施工実績は1,000棟を超えており平日はほぼ毎日ビニールハウス工事に従事しています。
そんな私達プロ職人が次世代へ技術を継承すべくピーマンブログの制作を開始しました。ビニールハウスの組立て方をどこよりも詳しく解説していきますのでぜひ参考にしてください!
ビニールハウス組立て手順
OKです!ビニールハウスを作る際に一番初めにやること。それは、ビニールハウスの設置場所の調査です!具体的にやることをリストにまとめました!
1設置場所の調査
①ハウス設置場所の測量
まず確認しておくことは、設置したいビニールハウスのサイズを計測し設置場所に収まるかを確認します。例えば作業通路の確保、ハウスとハウスの間隔、隣接する建物との距離など計測しておくことです。なんとなく入るだろうと思って組み立ててしまうと、軽トラック等が入らない、堆肥置き場がない等のトラブルが起きハウスの移設をするはめになるかもしれません。
②水はけ、排水対策
その次に確認したいのは排水対策です。ビニールハウスを建てるとヤネビニールをつたって両サイドに大量の雨水が流れてきます。その雨水がハウス内に侵入すると作物は窒息し、まったく育ちません。せっかく大金をかけて設置したハウスが排水対策をしないが為に失敗するのだけはさけたいです。
③石や埋設物の確認
そんでもって、地面に石やがれき、ゴミなどの埋設物がないかも確認しておく必要があります。ハウスを建てたあとだと片付けるのも大変です。設置前に必ず確認して対策をしておきましょう。
④日当たり、風向き
最後に日当たり、風向きを確認しておきましょう。北風は強いです!甘く見ているとハウスがひっくり返り飛ばされてしまう可能性があります。風対策をしっかり行いましょう。また日陰になる時間を確認するなど日当たりの確認も忘れずにしておきましょう。風対策では、らせん杭工法などが効果があると言われています。

はい、設置場所の調査が終わりましたらビニールハウスを設置する位置決めをしましょう!ビニールハウスを組み立てるときに大切なのは直角を正確に出して最初のアーチパイプを組むことです!直角の出し方は皆が数学で学んだはずの三平方の定理を使います!詳しくは教科書見直してね。
2設置場所に水糸を張る
ちなみに私達は正確な直角を出すためにレーザーを使用しています。こちらはプロ向けですので皆さんは三平方の定理で直角を出してみてください。直角が出し終わったら次はアーチパイプを挿し込んでいきます。
図のように三平方の定理を使用して長方形を作りましょう。この時使用するのが水糸となります!詳しくは■トップページの動画で解説するので参考にしてください。では長方形が作れたらいよいよ最初のアーチパイプを挿し込みます。
3両端アーチパイプを挿す
仮に5.4m×18mだとすると、妻面アーチ(入口、出口)の1組目を挿してしまう方法もあります。そうするとパイプとパイプを水糸で結べば直線がでますので平行ラインを作ることができます。
どうでしょうか?最初にやることは分かりましたか?
両妻面のパイプに平行に水糸をつけたらいよいよ穴をあけていきます。金てこやオーガドリルなどが便利です。詳しくは■トップページの動画で解説しているので参考にしてみてください。
4穴あけ組立て作業
次の手順は下記の通りです。
①地際パイプを並べる
②45㎝~60㎝間隔で印を付ける
③水糸を見ながらまっすぐに印に合わせて穴をあける
④アーチパイプを挿していく
ピーマン社長:
すると、このような上の画像イメージとなります。次に行うのがオートレベルという工具を使用して水平を調べて高さ調整をしていきます。もちろん、これはプロ向けですので一般の方は下記の画像を参考にしてください。
あとはパイプの先から120㎝で統一した印にピンピンと張った水糸を合わせていけば綺麗に高さを揃えることができます。高さを調整しつつクロスワンという資材で地際に並べたパイプとアーチパイプを固定していきます。詳しくは■トップページの動画でまとめていくのでぜひ見てみてください。
はい、次の手順は下記の通りです。詳しくは■トップページで解説していきますのでぜひ参考にしてみてください。
①補強パイプがあれば挿し込む
②肩のパイプを固定する
③峰のパイプを固定する
④補強パイプをコンクラで固定する
⑤本体完成
ピーマン社長:
骨組み完成イメージです。このあとは、いよいよ妻面工事と側面のビニペット取付工事となります。詳しくは■トップページで解説していきますのでぜひ参考にしてみてください。
5妻面の工事
そうなんです!ビニールハウスの入口、出口は扉のサイズ、妻窓、補強工事、フィルムの寸法などで工事の方法が非常に複雑です。とてもこの場で解説できる内容ではないので省略しますが、手順だけ簡単に解説したいと思います。
妻面手順
①間口のセンターを調べる
②扉のサイズを確認する
③柱を均等に立ち上げる
④アーチと柱をユニロングで固定
⑤ビニペットを取り付ける
⑥上レールを取り付ける
⑦扉を取り付ける
⑧下レールを取り付ける
妻面の完成イメージです。側面のビニペットも取付できれば完全に本体の完成です!側面の工事も文章での説明が難しいのでこれから動画で詳しく解説していきますのでぜひ参考にしてみてください。
もっと大きいビニールハウスも対応してるので、これぐらいはたいしたことないですよ。本体が完成したらいよいよ妻面・側面フィルム、巻上パイプの設置となります。ここからかなりレベルが上がってくるので諦めず付いてきてください。手順は下記の通りです。
6妻面・側面フィルム・巻上
①裾の掘削(スコップや重機)
②裾フィルム張り
③防虫ネット取付
④妻面フィルム張り
⑤ステ張りフィルム張り
⑥巻上フィルム張り
⑦巻上パイプ取付
⑧巻上動作の確認
側面のフィルム張り、巻上工事と同時進行で妻面のフィルム張り、扉張り、ステ張りという作業もしていかないといけないです。イメージ画像はこちらです。
こうしてフィルムやビニールを全て張り終えたら、いよいよ屋根を張ります!屋根張りは本当に難しいです。風が吹いたらパラシュートのように飛んでしまうので集中して作業に臨む必要があります。また専用工具もありますので使い方動画を配信していますのでぜひ参考にしながら屋根を張ってみましょう!
フィルムが無事に張り終えたらいよいよ仕上げ作業となります。手順は下記の通りです。
7仕上げ作業
①扉の設置
②下レール取付
③ハウスバンド設置
④ヤネバンド設置
⑤裾フィルム埋め戻し
⑥無事に完成!!
