10月のピーマン作業内容を紹介します

ピーマン農家の10月の作業内容を紹介します!

10月の作業内容

・収穫、選別、出荷

 

10月に入ると朝晩の冷え込みが厳しくなります。今までは8時前にはハウスの換気を開けていましたが、気温が低い場合は10時前までハウスを閉めっぱなしにして少しでもピーマンを暖めるようにしています。

午後も早いときにはお昼後、気温が高めの時は15~16時を目安に閉め切ります。

10月後半以降は気温の低下に伴い、果実の肥大が緩やかになり、収穫の間隔も空くようになり、週に3~4日の収穫となります。

 

 

夏から秋にかけての強い直射日光によって、ピーマンが日焼けし、変色してしまいます。

果実は立派にも関わらず黄色く変色してしまったピーマンは出荷することができません。

色見に注意して選別作業をしなければなりません。

 

 

また、黒果も目立つようになります。

夜低温で生育が弱っている時に、翌日果実に直射日光が当たることが原因で起こる生理障害の一つです。

黒く変色した部分は「アントシアニン」によるもので、食べる分には全く問題がないのですが、黒果は出荷することができません。

黒果についても選別作業の際は見落とさないよう注意が必要です。

 

・ふるさと納税

 

通年で申込みを受け付けているふるさと納税ですが、即時発送可能なのは10月末までです。(11月~5月は予約受付)

ふぞろいピーマンですが、尻腐れや虫害果が混入しないように確認しながら、漏れがないよう発送していきます。

年々ふるさと納税の注文をいただく件数が増えてきています。リピーターの方も多く、嬉しい限りです。