まずは取り組みたい3ステップ

今回は資産運用を始める前に取り組みたい3ステップを解説します

私が資産運用を始めたのは18歳の時です。入社した企業が上場していたこともあり自社株を積み立てして購入したのが始まりです。

結果は全くダメでした

積み立てが悪かったわけではありません。むしろ積み立てて資産運用をすることが基本的な資産形成なのでむしろ大正解の行動だったのですが、資産運用を始める前に必要な自分自身のお金の管理をするべきだったのです。

資産運用をすればお金持ちになるわけではなく、お金の知識や管理能力を身につけたからお金と上手く付き合っていけるようになるのです。今回は資産運用を始める前に取り組むべき3つのポイントをご紹介します。

 

ⅰ 収支の分析

ステップ1。まずやるべきことは収支の分析です!ほとんどの人は家計簿や収支の計算はしているかと思いますが今取り組んでいる人は1円単位で分析してほしいです。まだ収支すら把握していない場合は今日から始めましょう。

収支を分析するだけでも効果◎

収支を分析してもお金が増えるわけではありません。しかし大切なことは意識することです。資産運用を始める前に取り組む最初のステップはこの収支の分析なのです。 

収支分析なくして資産1000万円は達成できませんでした。

金額が小さくても、そして1000万円という大金を扱うようになっても基本は一緒です。収支を分析する、ただそれだけです。

 

ⅱ FCFこそ最重要

ステップ2。収支の分析ができた人は次のステップへ進みましょう!収支を分析した次は、毎月のFCF(フリーキャッシュフロー)を分析してみましょう。

FCFとは?毎月の残金です

フリーキャッシュフローというのは、毎月最後に残った本当の余力資金のことを指します。このFCFがかなり重要な数値となりますので絶対に覚えておいてほしいことです。簡単な例をあげると、

収入が20万円

支出が15万円

FCF(残金)が5万円

ということになります。この5万円を1年間継続すれば年間60万円の貯金ができるということです。

収支の分析をした次は、このFCFの分析をして毎月いくら残金を残せたのか?残せなかった場合は何が原因だったのか?を追求していく習慣を身につけましょう。残金を残すことができるようになれば資産運用で資産100万円も夢ではなくなります。

ⅲ貯金システムを整えよ!

 

ステップ3。収支を分析しFCFを分析できるようになったら、最後は残金を貯金できるシステムを自分自身にあった方法で整えましょう!つまり、残金を自分では簡単に使えないようにするということです。いろんな方法があると思いますが、私が実際に取り組んでいる方法をご紹介します。

残金を会社で保有する

残金を素早く証券口座へ移動する

私の場合、この2つの方法が貯金システムとして機能してます。つまり最も重要なことは、

お金を守るシステム作り

だったのです。お金を持つと人はさらにお金を使います。私も同じです。そのお金を自分自身から守るためのシステムを強制的に取り入れる必要があるのです。もし今まであなたがお金を管理していて、結果としてお金がいま無いのであれば、強制的にシステムを取り入れてください。

例えば、

通帳とカードを家族に渡す

残金先に証券口座へ入金

などが早くて効果が出やすいと思います。

資産運用でお金を増やすのではなく、自分自身の欲望からお金を守るために資産運用をする、というのが重要な考え方となります。