フリーターはそんなにダメですか?

 

私は20代前半で無職、フリーターとなりました。

一部上場の全国トップの企業に就職し生涯安定を勝ち取ったはずでしたが。

 

どうしてもいまの自分に満足いかない。

自分の実力を発揮できる場所で生きていきたい。

 

そう考えるようになりいろんな事に挑戦した結果。

 

残念!! フリーターとなりました。

 

いま当時の私と同じように会社員で苦しんでいる方はおりますか?

あるいはフリーターとなり夢やぶれ落ちこんでいませんか?

もしくは大きな夢を描きその夢に向かい努力している人はいますか?

 

今日はフリーターから会社を起業し社長として夢を追い続けている私の実体験をまとめてみました。

ここにきた誰かの夢の後押しとなれれば幸いです。

 

 

 

ⅰ フリーターは何で印象が悪いの?

 

フリーターが世間一般的に印象が悪いのは、

 

①将来を考えていない

②努力していない

③勉強をしていない

③働くことから逃げている

④安月給である

⑤不安定な給与

⑥夢ばかり語る

 

まあ、簡潔にまとめるとこう思われているからでしょう。

 

当の本人である私自身もフリーターの頃は強がっていたが、内心気づいてはいる。当たり前。

 

仮に自分の兄弟あるいは子供がフリーターになっていたとしたらやはり同じような心境になり心配してしまうはずだ。

 

私は21歳~27歳までフリーターとして生きてきました。同級生は公務員、また立派な会社に就職し結婚している人もいました。

 

私はその逆で社会からの信用も低くパートのおばちゃんや同年代の大学生からは

「小野寺さんいつまでバイトやってるんですか?」

「そろそろ就職した方がいいんじゃないの?」

「そんな夢語ってないで現実を見た方が良いよ」

など、いろんなアドバイスや心配の声を頂きました。

 

なにかしたいんだけど何がしたいのか分からない。

当時の私はそういう心境でした。

 

ⅱ 自分には夢がある!

 

当時、私は千葉県浦安市で生活を送っていました。浦安はそう!ディズニーランドがあります。

私は浦安でアパートを借りて、飲食店やコンビニなどでその場しのぎのフリーター生活を送っていました。

 

本当にいろんなことがありました。いろんな思い出があります。残念ながら苦しいこと、辛いこと、悔しいことがほとんどでした。それでも、この1枚の写真だけが私に勇気を与え続けてくれました。

 

「夢を求め続ける、勇気さえあばすべての夢は実現できる」

byウォルトディズニー

 

何度も挑戦し失敗し、それでも諦めず挑戦し続けた結果がディズニーランドを生んだのです。

この言葉に出会い、それから私は夢を語るようになりました。

「そんな夢語ってないで現実をみなさい」

とたくさんの方に言われましたが、

 

「いつか起業して社会に貢献できる会社を創りたい」

その夢を勇気をもって挑戦し続けてきました。

 

その結果が私が代表を務めている株式会社TKTへと繋がったのです。

 

 

ⅲ 起業を焦るな!

「経営者になる」

3.11の震災後に私は決断しました。

日本を代表する経営者達は、復興支援に多額の募金をし、

たくさんの自社製品を配布し、

被災者支援に貢献しました。

自分もそういう人間になりたい。

私利私欲や名誉の為ではなく、

社会の為、復興の為に尽力したい。

その目標を達成する為に今は勉学に励みます。

(2015年3月11日 Facebook投稿より) 

 

私は、フリーターを6年ほど続けました。最初から夢があったわけではありません。夢は簡単には見つからないです。

ある出来事をきっかけに、起業するという強い夢を抱きました。しかし私はすぐには起業しませんでした。

強がって、勇気を持って挑戦してはいけない。

 

本当の勇気とは、

 

「夢の達成の為にどれだけ人生を費やせるか?」

です。私は、夢を持った瞬間から生まれ変わったように働き続けました。

 

同時に経営、金融、財務、ITなど将来経営に役に立ちそうな事柄をどんどん勉強して実践してきました。土日はもちろん、祝日、年末年始も休まず、誰よりもがむしゃらに働きました。

 

もしかしたら失敗するかもしれないのに20代の大切な時間を夢の為に費やしてきました。

そして1300万円を貯め、27歳の時に起業したのです。

 

夢を持つということは、とても大切だと思う。あれがしたい、これがしたい。

とにかくなんでも良いから夢を持つ。そしてその夢を叶えようとする気持ちを持つ。

夢を持っている人はやはり強い。どん底に落ちても這い上がる。

 

私にも夢がある。あなたの夢はなんでしょうか?