ゼオライトとは
ゼオライトは沸石とも呼ばれるミクロ多孔性の結晶性アルミノケイ酸です。
スポンジ状の細かな穴が無数にあいている多孔質な鉱石で、その細かさは0.3~1 nmとミクロレベルの小ささです。
この構造によりゼオライトは様々な効果・効能を有しています。
農業・園芸におけるゼオライトの効果・効能
土壌改良
- 高い保肥力
ゼオライトは作物の生育に欠かせない肥料分を吸着・保持する高い保肥力を持ちます。
保肥性が上がることで使用する肥料の量を抑えられるというメリットがあります。
- 通気性の向上
ゼオライトの細かい穴により、土壌の通気性も高めることができます。通気性がアップするため根に酸素がいきわたり根腐れ防止や生育が良くなる効果があります。
- 浄化作用
スポンジ構造のゼオライトは水分の他にも、土壌に残留した農薬を吸着させることから、土壌の浄化が可能になります。
ゼオライトの使用方法
施用量の目安は1a(アール)あたり、20kg程を土壌に混ぜ込むようにして土と混合します。