BMようりんとは
熔成リン肥(ようせいりんぴ)の略で、「ようりん」と呼ばれます。
主成分はリン酸、石灰を含むリン鉱石、ケイ酸、苦土(マグネシウム)になります。ホウ素・マンガンの入ったものがBMようりんです。
- リン酸:約20%
- リン酸は植物の花や結実後の実の生長、生長点の生長、根の伸びを助ける働きがあります。
- ケイ酸:約20%
- ケイ酸は葉や茎など植物組織を固く丈夫にしてくれ、茎折れや葉折れが少なくなったり、病原菌の侵入や害虫への抵抗力が高まります。
- マグネシウム:約12%
- 植物の光合成に必要な葉緑素の重要な構成成分で、三要素の一つであるリン酸の吸収を助けたりもします。
- マンガン:約1%
- 光合成において水を分解し酸素を発生させる作用や、葉緑素やビタミン類の生成や光合成を助ける働きがあります。チッ素の代謝を助ける役割も担っています。
- ホウ素:約0.5%
- 主に植物の細胞壁を構成する成分で、根や新芽の生育を促進したり、細胞分裂や受粉、結実に関わります。
BMようりんの特徴
・ようりんにはリン酸、ケイ酸、苦土、石灰がバランスよく含まれているので、土づくり肥料として米作り・麦・野菜・果樹・大豆・飼料作物などに幅広く使用されています。
・野菜・果樹を中心とした畑作物には、ホウ素(B)と マンガン(Mn)を含む「BMようりん」がより効果的です。
・アルカリ分45%が保証され弱アルカリ性として土壌のpH調整にも役立ち、土壌の酸度を緩やかに矯正することができます。
・く溶性のため、作物の生長に沿って長期間有効に吸収されます。
ようりんの施用
ようりんは一般的には元肥として土づくりの際に施用します。
リン酸は生育初期の段階で必要であり土壌に固定されて流亡しにくい性質から、元肥として最初に全量を施肥するのが基本です。
- 施用量
- 元肥として:6~12kg/1a