ピーマン土壌改良 アヅミンを解説します!

ピーマンの栽培で最も重要と言っても過言ではない「土づくり」

ピーマンや野菜を栽培していて肥料の効き方が良くない、水はけが悪い、土が固くなってきた等の悩みはないでしょうか?

そのような場合土壌改良剤を土に混ぜ込んでいる方も多いと思います。土づくりとして様々な土壌改良剤が発売されておりますが、今回は腐植酸を含んでいる土壌改良剤「アヅミン」について詳しく解説していきます。

 

アヅミンとは?

デンカが販売する腐植酸を主成分とした「腐植酸苦土肥料」です。

動植物の遺体は土壌中で分解される過程で腐植物質になり、さらに地中に埋没・堆積し、亜炭・石炭へと変化していきます。

アヅミンは、この亜炭を硝酸で酸化し、よみがえらせた「腐植酸」を主成分とする「土づくり肥料」です。

 

腐植酸とは?

腐植は、土壌中に存在する黒い有機物のことです。この有機物中に含まれる土づくりに有効な成分が腐植酸です。

動植物の死骸や草、落ち葉などが腐熟し微生物に分解されることにより腐植酸が生成されます。

腐植酸は土の柔らかさ、保肥力、保水力、通気性を高めます。

 

アヅミンの3つの効果

1.地力を高める

腐植酸を約50%含んでいるので30~40kg施用するだけで、堆肥1t分の腐植酸が補給できます。

腐植酸は肥料成分をつかまえて逃がさず土壌バランスを整えます。

また、堆肥と併用することで相乗効果が期待できます。

2.肥効を高める

石灰・苦土を土壌に浸透・分散させます。

りん酸をはじめ、他の肥料成分の肥効を高めます。

3.根の活力を高める

細根が増え、根張りがよくなります。

作物の土台となり、養分の入り口となる根づくりをバックアップします。

 

アヅミンの購入方法

アヅミンは農協を通じてのみ販売されております。

アヅミン以外にもホームセンターやインターネットサイトでは腐植酸入り肥料が様々売られており手軽に購入できます。