新規就農者支援制度ー岩手県で農業をしたいー

 

皆さんこんにちは。岩手県でピーマン農家として活動しています、小野寺と申します。今日は、新規就農者を目指す方向けに解説していきます。私は岩手県一関市にて新規就農者に認定され様々な支援を受けながら農業設備を整えることができました。がむしゃらに農業を始めるのではなく、勇気を出して関係機関に相談し支援を受けながら基盤を整えていくことをお勧めします。では早速解説していきます。

 

■目次

①新規就農者支援がある

②農業に挑戦する覚悟はあるか?

③地の利を活かす

 

■①新規就農者支援がある

 

■→一関市 新規就農者支援制度について

農業を本気で始めたい方には国、県、市が様々な支援をしてくれます。さらにJA組合員(農業協同組合員)に加入することで栽培指導、販路共有はもちろん各種補助金なども受ける事ができます。

 

その支援制度の一つに、

■農業の研修を受ける場合は

年150万円の支援 最長2年。

■農業を独立して挑戦する場合は

年150万円の支援 最長5年

 

という支援があります。始めて知った時はとても魅力的に感じました。

これなら農業未経験者でも挑戦出来るかもしれないと前向きになったことを覚えています。

農業に興味ある方は、まずはこの「新規就農者支援制度」をしっかり調べて関係機関に相談することをお勧めします。

 

■②農業に挑戦する覚悟はあるか?

 

当時、千葉県にいた私はさっそく関係機関に相談を始めました。市役所、農業公社、普及センタ-、JAなど考えられる相談窓口に問合せをし農業をやりたい旨を伝えました。

ところがすぐに現実の壁にぶつかったのです。農業を始めるには中途半端な気持ちでは絶対に失敗する。しっかり計画を立ててリスクを分析し事前にしっかり準備をすることが大切だと痛感しました。私が農業を始める際に苦労した点を下記にまとめてみました。

■農業を始める時に苦労した点

①住居

移住して農業を始めるには住居が必要です。当たり前ですが農業で生きていく覚悟を決めたなら農業をする場所や住居候補を事前に確認をしておきましょう。 

■→あばいん一関 (一関市空き家情報サイト)

②農地

農業を始めるには畑や田んぼが必要です。私見ですが田んぼは地域ごとに営農組織が立ち上がっており参入はかなり困難でしょう。耕作放棄地を活用した園芸野菜に私はチャンスがあると信じています。

■→岩手県農地中間管理機構(農地売買、賃貸の相談サイト) 

③設備

農業をするには予想以上に設備や機械が必要になります。トラクター、管理機、防除機、灌水装置、

ビニールハウス、選別所、軽トラなど。事前に揃えるのは困難なので最初は手作業か中古機械、中古ハウスを活用し事業が軌道にのってきたら設備を少しずつ整えていきましょう。

■→ビニールハウス受付窓口(ビニールハウス施工、中古情報サイト) 

④販路

農業で生きていくためには販路開拓は必須です。まずはJA組合員になりましょう。冬場にJA窓口に相談してみましょう。その後は地域の特性を分析しながら道の駅や産直、スーパーなどに販路拡大させても良いかと思います。 

⑤技術

実は私は、野菜はただ植えれば育つと考えていました。なのでほんとに痛い目にあいました。野菜は生きています。気候や病害虫にも影響を受けるし労力もかかります。しかし勉強してしっかり対策することで野菜は素直に答えてくれます。技術は知識だけでは習得できません。実践して失敗から学ぶことで技術を習得できるのです。 

⑥資金

農業で生きていくという事は経営して生きていくということです。経営は甘くはありません。

昔だと戦です。代表者は戦国武将。口だけの弱い武将はあっという間に敗北します。戦で勝つためには

事前の資金準備と心構えが重要です。 

⑦人脈

戦に勝つためには同盟を組み人脈を増やす事が重要です。1人で戦で勝てると思っているなら、

間違いなくあなたは「井の中の蛙」となるでしょう。人脈から期待するのはこちらの利益ではなく、

相手に利益を与えることが大切です。さすれば確実にこちら側も利益を得ることができます。 

 

■③地の利を活かす 

 

事業をするうえで重要なポイントがあります。もしあなたが気持ちが前抜きに乗っていても、資金がたくさんあっても、農業をする地域の強みに逆らってはいけません。

漁師は海辺に住む。 

答えはシンプルです。平野部なら米農家が向いていますし中山間なら園芸農家が向いています。 

暖かい地域ならミカンやマンゴーも育つでしょう。寒い地域なら夏場にもすくすくと育つ野菜をやるべきです。すなわち、挑戦するその地域で力を入れている作物があるならば素直にその作物を地域をあげて育てることが成功する秘訣なのです。

川の流れに逆らうな。流れに乗って泳げば経営は楽になる。

 

今回はここまでの解説にしたいと思います。農業に挑戦するあなたを私は全力で応援します。

 

 

2021年09月18日