人件費を抑える必要はない?スタッフは宝

 

■人件費は常に適正になる

こんにちは。ピーマン農家の小野寺です。

私はスタッフと共に毎日ピーマンを収穫しています。売上高は1,000万円を超えてさらなる高みを目指しスタッフ一丸となり活動に励んでいます。

今日は人件費を抑える必要はない?について解説していこうと思います。

「そんなに人を入れたら人件費で潰れるぞ」

といろんな場面で言われるのですがそれは大きな間違いです。

その理由を説明します。

 

■1日24時間しかない

当たり前ですが1日に働ける時間は24時間しかありません。

一般的な内訳としては

・8時間は仕事

・8時間はプライベート

・8時間は睡眠

かと思いますがこの8時間という限られた時間の中で売上高を上げる必要があります。

 

つまり1人で作業をすると確実に時間が足りません。

例えば、

・ピーマン収穫

・選別袋詰め

・運搬

を8時間という限られた中で同時にこなしていかなければいけないのです。

 

■常に人件費は適正になる

例えば20箱(200㎏)のピーマンを収穫しようとした場合、平均作業時間は

・収穫時間=20時間

・選別=10時間

・袋詰めは5時間

・運搬は2か所で4時間

となり、ずっと動き続けたとしても39時間かかります。

ちなみに、この時間は経営者の動く基準で計算してはいけません。

 

老若男女で作業の速さが違うからです。さらには、スタッフと経営者の意識にも違いあります。どうしても経営者はスタッフさんに過剰に求めすぎてしまう傾向があるので注意が必要です。

 

スタッフさんの動きは誰が作業しても対応できる範囲内で適正時間を判断します。

そうした適正時間でシミュレーションすると、

●2人の場合は、39時間÷2人=18.5時間

●4人の場合は、39時間÷4人=9.75時間

●6人の場合は、39時間÷6人=6.5時間

という計算で人件費予算を立てることができます。

つまり毎日20箱を収穫する為には最低でも5人~6人のスタッフさんが必要になるのです。

 

■会社(company)とは?

会社(company)の語源をご存知でしょうか?

ラテン語で compāniōn

共に(com)

パン(panis)

を食べること(ion)

という意味になります。つまり

「company = ともに(com)パン(panis)を食べる仲間(y)」ということです。

 

事業をする理由は人それぞれですが、私が会社を経営している理由は

「食を共にする仲間と共にビジョンに向かって挑戦するため」です。

そこにやりがいや生きがいを感じています。

 

人件費を抑える方法を考えるのではなく、パンを皆で食べる。というシンプルな考え方が会社経営の本質ではないかと感じます。

 

 

2020年10月12日